ストレッチとパフォーマンス【03】

(この記事内でのストレッチとは、スタティックストレッチを示しています。)

前回まで

ストレッチと歴史【01】

ストレッチと科学【02】

では、ストレッチをする事で

可動域が上がることにより

パフォーマンスは向上するが

筋肉の力発揮が

低下すると説明しました。


競技パフォーマンスは

筋力や、柔軟性、敏捷性など

多くの要素が重なり合い

結果につながります。

柔軟性が上がるのならば

当然ストレッチは

取り入れるべきであり


筋力をつけるのならば

筋力トレーニングの前には

ストレッチは控えるなど


その状況、その状況に応じて

変化させないといけません。

ですので

ストレッチと歴史【01】での

質問に対して、適切な答えは


高い競技パフォーマンスを発揮する為には

体力レベル(筋力、柔軟力、俊敏力など)が

すべて同時に高いレベルにいないといけません。


しかし、今回の案件では

練習前のストレッチを辞めたことにより

筋力レベルが上がっただろうと

仮定ができ

柔軟性が低下したのだろうと

仮定ができます。

よって、ストレッチ不足により

総合体力レベルが下がり

身体の使い方に無理が生じ

腰痛になったと

説明が成り立つと思います。


ですので

クールダウン時に

以前よりもストレッチを

しっかりと行うべきなのです。



今回は

スポーツ選手の質問に対しての解答でした。

一般生活レベルでは

どのようにした方が良いのかなどは

またの機会に綴りたいと思います。

興味のある方は、ご来院いただいた際に、どんどん質問して下さい。

友だち追加数
このエントリーをはてなブックマークに追加
0

    ストレッチと科学【02】

    (この記事内でのストレッチとは、スタティックストレッチを示しています。)

    前回

    ストレッチと歴史【01】

    では、ストレッチにより

    競技のパフォーマンスが

    向上した歴史があると

    説明しました。


    しかし新しい技術というものは

    どんな世界でもメリットだけでなく

    デメリットも必ず見つかるのです。

    それもそのはず

    先日にも説明したように

    科学は完璧ではないからです。
    EBMを考える.03


    ストレッチを取り入れた選手の中には

    ストレッチを取り入れてから、力が出し難くなった

    ウォーミングアップでストレッチしないほうが調子がいい

    という人達が出てきたのです。


    そして、研究が続き

    近年の研究では

    スタティックストレッチは、

    関節可動域を大きくするが

    筋肉が発揮できる力が低下する

    その為怪我の予防や

    ウォーミングアップには適さない


    のでは

    と結論付けられました。

    それから

    パフォーマンスが低下する

    という風潮が広がってきたのです。


    よく考えると分かるのですが

    科学の見解では

    関節可動域は向上する

    とあり

    怪我の予防や

    ウォーミングアップには適さない

    と言っているだけで

    パフォーマンスは低下する

    とは言っていないのです。

    これには理由があり

    ストレッチが力発揮に

    どのような影響を及ぼすか

    研究する際

    ストレッチをしてから

    垂直跳びやスクワットなどをして

    その記録を測り

    しない場合との比較をする方法が

    多く利用されているのですが

    この方法は

    筋力に対する実験なので

    筋力パフォーマンスが低下した

    と結論されても

    競技能力・パフォーマンスが低下した

    とは結論できないはずなのですが

    その結果だけ見た人が

    ストレッチはパフォーマンスを低下させる

    と広めてしまったのだと

    考える事が出来ます。


    では実際ストレッチは有効なのか

    次回から、まとめながら

    考えて行きたいと思います。


    続く
    ストレッチとパフォーマンス【03】
    友だち追加数
    このエントリーをはてなブックマークに追加
    0

      ストレッチと歴史【01】

      先日、当院に通われているスポーツ選手から、質問を頂きました。

      今までは練習前に入念にスタティックストレッチ(※)をしていたのですが、最近の科学ではスタティックストレッチは筋肉の力を落としパフォーマンスを低下させてしまうと聞き、チームでもウォーミングアップではダイナミックストレッチ(※)を取り入れました。

      その後、今まで腰に痛みを感じ無かったのですが腰痛が出るようになりました。

      何が正しいのでしょうか?


      と言う質問を頂きました。

      先月も、テレビ番組で同じような内容が放送されて多くの質問を頂きました。

      とてもいい質問なので、このような場合の対処などを考察していきたいと思います。

      まずはストレッチとは何かを

      (日本と)ストレッチの歴史を少し説明しながら考えていきたいと思います。


      今から凡そ40年前

      スポーツ先進国のアメリカから入ってきました。

      柔軟性(関節可動域)をアップする事で

      パフォーマンスを向上させるという

      『ストレッチング』の考え方は

      非常に革新的でした。

      当時の運動理論の中では唯一感覚的ではない、初めて科学的裏付けされた運動理論だったと聞いています。

      関節の円運動において

      アーム(腕や脚等)の長さが1mの場合

      可動域が5度違うと

      従来より8.7cmも

      届く距離が変わってくるのです。

      コレは明らかにパフォーマンスが向上すると、日本でも世界でも取り入れられる事になったのです。

      それから世界的にも

      飛躍的に競技成績が伸びてきました。

      ストレッチングを取り入れたことにより

      関節可動域が上がり

      パフォーマンスが向上したと考える事ができます。



      パフォーマンスが上がった歴史があるにも関わらず、パフォーマンスの低下を招いていると言われるようになったのは何故でしょうか。

      次回、その部分を考えてみましょう。
      ストレッチと科学【02】

      (※)スタティックストレッチとは、反動をつけずにゆっくりと伸ばす、広く使われているストレッチ。

      (※)ダイナミックストレッチとは、身体を大きく動かしながら行うストレッチ。

      友だち追加数
      このエントリーをはてなブックマークに追加
      0

        | 1/1PAGES |

        ありがとうございます!

        だいきち接骨院 Info

        profilephoto

        住所 八王子市東浅川町548-1-E号

        電話 042-641-4836

        診療時間
        月曜 10:00-13:00 15:00-22:00
        火曜 10:00-13:00 15:00-19:00
        水曜 10:00-13:00 15:00-22:00
        木曜 10:00-13:00 15:00-22:00
        金曜 10:00-13:00
        土曜 10:00-13:00 15:00-19:00
        日曜 10:00-13:00 15:00-19:00
        ※不定休です。

        最新記事

        カテゴリー

        アーカイブス

        twitter

        links

        search this site.

        others

        PR